寝ているリーちゃんがふとこちらを見た時の写真です。
耳大きい!!
ふだんは垂れてるので感じなかったけど、トイプードルって耳がこんなに大きいのですね。
個体差はあるだろうけれど、実は犬の耳のタイプって非常にたくさんあるんです。
大きく分けたら、立ち耳、たれ耳、半たち耳の三種類になりますが、またその中でも数十種類ものタイプがあるのです。
では、トイプードルの耳はどうしてこの形になっていったのでしょう。
それは、犬が人とともに暮していくうちに生き残れる形が成熟していって残されたようです。
トイプードルはもともと賢く、知能が高い犬種です。
この賢さをいかして、過去に水猟犬として活躍していました。
人間が銃を撃つとものすごい大きな音が出ますが、犬の耳は人間よりもはるかによく聞こえるため、垂れて大きな耳で音から守る役割を担っていたようです。
そして、耳が垂れていることで、水が入ることも防ぐので立ち耳よりも有利でした。
また嗅覚も鋭いプードルはかつて高級食材であるトリュフを探す探知犬としても働いていました。
トリュフが自生している場所を探索するのは、ミニチュアダックスフンドかトイプードルで、匂いをかぎつけるのに大きな耳で風を受け止めて嗅ぎやすくしていたという説もあるようです。
犬の歴史を調べると、その子の先祖がどんな風に人間と関わってきたのかわかり、そのこの特徴の理由をも知れて面白いですね。
また、耳からその子の表情もわかるから、耳って口ほどにものをいってるかもしれません(笑)

注意!正しくは「目は口程に物を言う」。
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